九州から戻りまして
九州から戻ってきたら、パソコンが壊れてました。
このところ、ずーっと「ウィ〜ン」と苦しそうな音を出していたパソコンでしたが、
まだいけるかな、今日も大丈夫だったなどと思っているうちに、
ほんとに突然まったく立ち上がらなくなってしまったのでした。
データのバックアップをほとんどしていなかったので、
かなり焦りましたが、なんとかデータだけは無事だったので、
泣く泣くパソコンを買い替え、
データを移して、ようやパソコンがつかえるようになりました。
やれやれです。
さて、熊本の「しろつめ」さんは、ほんとにかわいいショップでした。
花を生けながら、山本先生のお話を聞きながら、
受講生の方とお話ししながら、
いつでも、私の視線は「しろつめ」さんの商品の方へ。
そして、お察しの通り、こまごまとお買い物をしてしまいました。
あまりにもかわいいので、
まだ、スタッフにも見せていないのですが、
なにかの折に、みなさんのお目に触れる機会があるかもしれません。
受講生の方々の中には、
私の「日々のくらし、日々のはな」の読者の方もいて、
そうした方々とお話ししたりするのもうれしくて、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
また、「しろつめ」の内野さんご夫妻もとてもすてきなお二人で、
細かいお心遣いと楽しい会話で、あっという間に一日が終わってしまいました。
その間、実は私はラナンキュラスの生産者さんのところに、
ちょっとだけ立ち寄らせていただきました。
初めて伺う熊本の生産地は、
きちんと整えられてチリひとつない、それはそれはきれいなハウスの中で、
色とりどりのラナンキュラスがわれもわれもと背を伸ばしていました。
生産者の高内さんは、楽しくてまじめでとてもいい方でした。
奥様も気遣いのあるとっても素敵な方。
やはり、どの生産者さんも
お人柄と作られる花は比例しているのだと、
改めて確認させていただきました。
何度か仕入れしたことのある「アルボア」という品種が、
本来はこの形だったのか!と発見することもあり、
それはそれは有意義な産地訪問となりました。
また、翌日はレンタカーで宮崎へ。
ラナンキュラスの育種家・草野さんの圃場、綾園芸へ向かいました。
新品種の育種発表直後でもあり、
新しいラナンキュラスが満開になってハウスの中に並んでいて、
それはとても平和で美しい光景でした。
お気に入りの「シャルロット」もたくさん咲いていました。
新しい子たちも登場しています。
すべて携帯画像なので、鮮明じゃないのが申し訳ないのですが、
本当にかわいい花たちばかり。
そして、さらに草野さんが静かに語ってくださるお話が、
優しさと鷹揚さに満ちあふれていて、
心の中までいっぱいになりました。
慌ただしい日々の中、
私がこうして九州を訪ねたのことにも、
大きな意味があり、行かずして済ますことのできない、
大きな力に導かれているような気がしました。
そういえば、生まれて初めて乗った「スカイネットアジア航空」の飛行機では、
行きも帰りも離陸も着陸も知らぬまま大爆睡していたことだけ、
ここに記しておきましょう。
旅は楽しいけれど、体力も必要ですね。
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