秋も本番になり、紅葉ものや実ものなど、
楽しい切花で市場はいっぱいです。
10月から東京都では「都市緑化フェア」が行われていて、
井の頭公園もその会場のひとつになっているそうです。
公園内にはさまざまなガーデンが作られているそうで、
私が大好きなアンティークの店「ブロカント」さんも、
井の頭公園内に期間限定ショップを出されているそう。
とてもステキな空間だと聞いています。
そうなんです。
残念ながら、このところ休みがない私は、
まだ伺えてないんです。
噂ばかりが耳に届き…
もやもやするわ〜
しかしながら、その関連として武蔵野市では、
「ショップインガーデン吉祥寺」というイベントを
行ってるのですが、
ジェンテもそちらに協力させていただいています。
「ショップインガーデン吉祥寺」とは、
“花と緑で魅力的な店作りをしているショップ“を
武蔵野ガーデン倶楽部の方々が選ばれ、
その店々を案内してくださるツアーだそうです。
あ、つまり、協力と言っても何もしてないわけですが…
しかも、“魅力的な店先“かどうかは、
仕入れや並べ方でかなりイメージが変わるので、
なんだか、申し訳ない気持ちになります。
それはともかく。
その「ショップインガーデン」のパンフレットを、
一冊いただきました。
かわいい表紙です。
よく見ると…
大島弓子さんのイラスト⁈
そうなんです。
この「ショップインガーデン」ツアーに参加すると、
もれなく、大島弓子さんの書き下ろし、
吉祥寺マップのイラストが入ったオリジナル冊子が
いただけるんだそうです。
ツアーはすでに何度も行われていて、
次回10月21日が最後のようです。
お問い合わせ、お申し込みは
武蔵野市
当日でも、大丈夫みたい。
お時間が合いましたら、ぜひどうぞ。
ショップインガーデン吉祥寺
切り花を買うということ
いよいよ、秋本番です。
お客様からのお電話やご来店でのご予約も多く、
ようやく花の季節が戻ってきました。
小さな店なので、最近はお客様とお話ししながら
ブーケやアレンジを作らせていただくことも多く、
間近に楽しいお話を聞かせていただくことがよくあります。
今日お話させていただいたお客さまは、
みなさん花にまつわる素敵なお話をして下さって、
心温かく、ほのぼのと、嬉しい気持ちでアレンジさせていただきました。
特に、お嬢さんのご結婚記念日にと花束をご購入くださったNさん。
お嬢様がそもそもジェンテの花を好きでいて下さっていたそうで、
お二人でお揃いでお越しになることはあまりありませんが、
それぞれが花のある暮しや贈り物としての花を、
上手に無理なく取り入れていらっしゃいます。
お嬢様がご結婚なさる前、初めて先方のお母様にお会いになるときに、
ジェンテの花束を持って行って下さってそうで、
先方のお母様が
「こんな素敵な花束は今まで見たこともない」
とおっしゃったとのこと。
それからも何度も
「あの時の花束は素敵だった」
と、そのときのよろこびをお話しなさるそうです。
そして、それ以来、お相手のご主人様も、
花をプレゼントする、
花を飾って楽しむ、
ということが、どんなにすばらしいことかを理解され、
お友だちがいらっしゃる、
誰かがお誕生日、
ちょっとお世話になったから。
あらゆるときに、無理のない範囲で花を買って楽しんで下さっているとのこと。
それなんです! 私が目指してたのは!
贅沢はしなくていいし、
無理する必要なんてないんですけれど、
花があるだけで、空気の流れが変わって、
気持ちよく、明るくなるんだということを、
一度でも体で覚えて下されば、
少しずつ上手に花を取り入れられるようになるし、
花屋にも通うようになって、
どんなときにどういう花屋を使えば良いかがわかるようになります。
そうやって、お一人お一人が上手に切花を楽しんで下さることこそ、
私が目指していた「花のある暮し」、
すなわち「日々のくらし、日々のはな」であり、
「毎日のフラワーアレンジ」であるわけです!
どうぞ、皆さんが素敵な毎日を送るために、
上手に切花を取り入れて下さって、
そうして、その香りや手触りや重みから、
命あるものの大切さや愛おしさを感じて下されば、
それこそが、私の伝えたいことであり、
それを伝えたいがために花屋をやっているわけで、
ほんとうにこれ以上のうれしさはありません。
ふ〜っ。
ちょっと、力説しすぎましたね、すいません。
ちょっと息抜きには、こんな花も秋ならでは。
安らぎを感じます。
「ヤブタデ」と「イワタデ」です。
タデ食う虫も好きずき、、、、でしょうか。