2013年は年明け早々、日々、マッハのスピードで過ぎて行きます。
今年のお正月こそは休むぞ!とかたく決心したにも関わらず、
いろいろな事情から2日から仕事三昧の毎日でした。
普段慣れない机上業務が多く、
年に数回しか使わないMacのphoto shopを酷使したり、
1年に一度使うかどうかの、文学的頭脳を酷使したり、
細かな注意力と思いを確認する作業等も発生し、
こりゃ、また、忙しい年になりそうな、、、、。
と申しますのも、
2大イベントがございますのでございます。(←お疲れか?)
まず、第一弾ですが。
もう恒例になってしまった感のある、
新宿伊勢丹の出店がございます。
昨年に引き続き、オール生!(ビールではございません)
すべて国産の生花での出店となります。
この時期ですので、大好きなラナンキュラスを始め、
チューリップ、アネモネ、その他の春の草花たち、
ハーブ類や色が乗って引き締まったバラや、
今回も大きく咲かせてもらうつもりのトルコキキョウや、
もう、そりゃ、春爛漫でお届けしたいと思っています。
昨年のお客様の二大反応、
「これって、生?」
「これって、輸入の花?」
から1年、少しは日本の花の素晴らしさをわかってもらえたでしょうか。
その結果が分かると思われる今度の出店です。
日本の花って、こんなに素晴らしいんだよ!という、
誇らしい事実を、より多くのお客様にお伝えできたら、
ただ、それだけの使命感でこのイベントを行っております。
わたくしごときの小さな存在の人間が何かを発信するには、
本当に限りがあって。
でも、吉祥寺の小さな店を拠点としつつ、
こうしたイベントの際に一人でも多くの皆様に、
日本の花の素晴らしさをお伝えできたら。。。。
せっかく与えていただいた伊勢丹での出店というチャンスに、
私の花人生を懸けて、日本の花たちをご紹介して行きたいと思います。
さらに、実は今度のイベントでは、
フィンランドのデザイナー「ヘイニ・リータフタ」さんとの、
コラボレーションのスペースもございます。
はい、夏に2泊4日の強行出張は、
ヘイニに会いに行くためだったんです。
ヘイニは北欧ARABIA(アラビア)の食器Runo(ルノ)をデザインした
有名なデザイナーさんですが、
個人としてもデザイナーの活動をたくさんされており、
日本でもたびたび個展が開かれています。
私も、最初は、
不慣れな北欧、
不慣れなデザイナーさんとの対面(人見知りの小心者です)、
不慣れなコラボレーション、
という三大不慣れにどう対応するかで、
心の中も頭の中もぐちゃぐちゃだったのですが、
ヘイニに会った瞬間、
すべての心配は吹き飛んで、
「ああ、彼女とだったら絶対に上手くいく」って、
そう思ったんです。
というわけで、ヘイニのこととか、イベントの内容とか、
講習会の案内とか、もう書きたいことはいっぱいあるのですが、
なんだか、風邪もひいてしまっているので、
今日はとりあえず、ここまで。
あ、伊勢丹での出店は1月30日から2月12日までです。
詳細は後日!
2013年の大事なお知らせ その1
あけましておめでとうございます
花は愛のツール
2012年も押し迫りあと1日となってしまいました。
今年は、ジェンテの引っ越しという一大イベントがあり、
私にとっても忘れられないスペクタクルな年となりました。
もともとの素養が引っ越しを機に、
ぐんと深みを増して来たような年だったように思います。
自分が望んでいることや、
周囲から「どうしても」と望んでいただいていることに、
しっかりと向き合って取り組んで行こうと、改めて決意しました。
それにしても、今年もどれだけの愛のブーケをつくったでしょうか。
新しい店舗でも、相変わらずジェンテでは、
男性のお客様からのご注文をたくさんいただきました。
けっして男性が入りやすい店ではないでしょうに、
お相手の女性のことを思って、
勇気を持ってご来店くださって、
たくさんのご相談をお受けいたしました。
一番多かったのが、彼女に交際を申し込む、
告白のためのブーケをというご希望。
そして、一番印象的だったのが、
プロポーズのための花束のご注文。
もちろん、奥様へのお誕生日や結婚記念日も、
恒例として毎年ご利用してくださる方も多く、
ジェンテにお越し下さる男性の皆様は、
本当に上手に花贈りをなさいます。
「奥さんがちょっと疲れているようなので」とか、
「ちょっとけんかしちゃったんだけど」などというご相談をいただくと、
花ってほんとに素敵な愛のツールだなぁと思わずにはいられません。
というわけで、今年も私は誰からも花を贈られることなく、
ただひたすらお客様のご希望と、お相手の方のイメージと、
花束をお渡しするシーンに妄想を膨らませて、
黙々と花をアレンジさせていただいたのでした。
それは大晦日まで続きます。