青山ランジュパースさんでのイベントのご報告です。
春浅い小雨の中、大勢のお客様にお越しいただきまして、
まことにありがとうございました。
途中、花束を追加したりして、
私が不在の時間にお越しいただいた皆様、
お会いできず残念でした。
「ランジュパース」の言葉通り、
(「L’ange passe =天使の通り道」)
店内にのんびりした空気が流れ、
目に見えぬ天使たちが飛び交う昼下がりに、
春のブーケを連日10点ほど展示販売させていただきました。
即、売れてしまった花束もあり、
なかなか写真をゆっくりは取れませんでしたが、
私にとっても本当に特別な時間となりました。
オーナーのオリーブさんが今回のために作って下さった、
特製ランチのメニュー。
美味しすぎました・・・
というわけで、画像無しです。
だって、美味しすぎて、黙々いただいてしまったから。
ゆったりした時間と温かい空気の流れる中、
今回のイベントのタイトル
「春あさき、花束」に続く言葉を、
俳句か短歌で詠いましょうということになりました。
まさに大人の遊びの時間とでも言うのでしょうか。
バターが入ってないのに甘くて美味しいケーキのデザートと
スペシャル美味しいお紅茶をいただきながら、
しばし、みなさま頭をひねらせました。
会期中、みなさまに詠んでいただいた詩から、
オリーブさんが選出されたものが、
ランジュパースさんのブログに掲載されております。
みなさま瑞々しく、
輝くような詩をお詠みになったので、
びっくりしたり、うれしかったり。
中でも、ランジュパースさんのお客様で、
とてもチャーミングな女性が詠われたのが、
「春あさき、花束抱えて、彼のもと」
という一句。
そんな!
ストレートに!?
「彼のもと」???
「きゃー!」という大騒ぎになって、
「彼って誰よ〜?」と質問攻めに合って、
ご本人が大笑い。
ご一緒にお食事をなさった方々も私たちも、
つられてみんなで大笑い。
天使たちの笑い声も混ざりながら
ランジュパースさんの店の中にこだましていました。
また、いつの日か、この素敵でスペシャルな空間に、
花を飾らせていただけたらと思います。
お越しいただいたみなさま。
そして、オリーブさん、
本当にありがとうございました。
花束抱えて、彼のもとへ!
春あさき、花束
昨年もご好評いただいた、
青山ランジュパースさんにてイベントを行います。
「春あさき、花束」というタイトルなの。
いや〜ん!
ステキ!!!
はっ!
タイトルだけで盛り上がってしまいました。
しかし!
今年は、ランジュパースのオリーブさんから
テーマをいただいていて、
それを私が具体的に花束にして行くという・・・
…雄しべという青いハリネズミ
…緑色の管を持つジャネット
…カッサンドルへのオード
は?
なんですと??
もしやこれは、
超難関問題なのではないですか?????
とほほ・・・・
大丈夫か、わたし・・・
と思うと同時に、
オリーブさんのこの知識の深さに脱帽です。
フランス、フランスって、最近異常にフランスブームですが、
こんな風に根底から理解して、自身の人生に反映させている、
素敵な方はそうは多くはいないのではないでしょうか。
そんな素敵な先輩にお誘いいただけることを、
本当に幸せに思っています。
それにしても、
それにしても。
果たしてこれらの問題は期日までに解けるのか!?
出来る限り、想像の翼を大きく広げてみます。
(想像だけで押してみるという強硬手段)
期間は3月1日(月) から3日(火)。
私は1日はおそらく終日会場におります。
2日、3日は前日のブーケの売れ行き次第?!
というわけで、
3月1日(日)、吉祥寺の店はお休みいたします。
ごめんなさい。
とにかく、わたし、
ガ・ン・バ・リ・マ・ス
「私がずっと好きなもの」
ジェンテが始まった当初からのお客様で、
あれよあれよという間に、
吉祥寺を代表するような有名人になってしまった、
ギャラリーfeveの引田かおりさんが、
「私のずっと好きなもの」というご本を出されました。
いつも私のことをとても心配して下さって、
そして、いつもものすごく応援して下さる方です。
なによりも花が大好きで、
花を飾ることによる空気の変化や自分の心の置き所を、
きちんと理解されていらしゃるので、
とても素敵だなぁと思っておりました。
そして、まだ発売前のこのご著書を拝見して、
その思いはますます強くなりました。
本当の意味ですべてを見せて下さったご本です。
こんなに見せて下さって、ほんとうにいいの?って思うくらい。
でも、そのまじめで正直なところ、
そしてご著書の中にもあった「相手を思いやる心」を持ちながら、
「見返りをいっさい期待しない」という部分が、
多くの人を惹き付けてやまないのでしょうね。
私のブーケも載せて下さっています。
写真はなんと「山本ゆり子さん」という、
大変贅沢な1冊です。
そして、そのご著書の発売記念の展示会が、
2月27日(金)〜3月1日(日)まで行なわれます。
もちろん、場所はギャラリーfeve。
楽しみです。