11月末からずーっと、クリスマスレッスンが続いています。
今年は何故か、
「静かなクリスマス」 というワードが頭から離れなくて、
「Silent Night 静かな夜
Holy Night 聖なる夜
All is calm すべてが静かで
All is bright すべてが輝く」
というような王道の歌詞が頭の中をグルグル。
特にFrank Scinatra やDean Martinの歌う
私がまだ生まれてなかった(?)頃の
イケメン? アイドル? 男性シンガーの甘い歌声が
心の中に響き渡っておりました。
ただ、そのイメージを生徒さんに伝えるのは、
なかなか難しくて、かつ、恥ずかしく。
「静かなクリスマス」の言葉を発展させて、
「〝北欧風のクリスマス〟をイメージしました」
とお話しさせていただきました。
シーンとした夜にしんしんと雪の降るイメージです。
音楽もクリスマスソングの中から、
jazzとbossaとclassic をセレクトしました。
お稽古中の風景です。
寒い中、生徒さんがもくもくと制作されます。
時折、お声をお掛けして、
集中し過ぎを防いだり、
頭を上げてもらって、呼吸を整えていただきました。
生徒さんたちがお造りになった、たくさんの素敵なリースを拝見して、
私も「もっとこうすればよかったなぁ」とか、
「こなふうしてもいいんだなぁ」とか、
たくさん勉強させていただきました。
2週続いたリースのワークショップが終わって、
翌週はスワッグのワークショップです。
何年かぶりにスワッグのワークショップをすることにしたのは、
今の時代の流れをひしひしと感じたから。
そして、もうひとつの理由は、
スワッグだってリースと同じくらい
ボリューム感も迫力も出せるのだということを
わかっていただきたかったからです。
ただ、お仕着せがましさや、
いかにものリッチさなどは不必要だと思いますので、
材料や作り方でイマドキの気分は忘れないようにいたしました。
今年ご提案したクリスマスのドアスワッグです。
そして、こちらもやはり生徒さんが上手に作ってくださって、
個性も迫力もあるものばかりでした。
毎年クリスマスにご参加下さるCさんが
Instagramにアップしてくださいました。
天井の高いご自宅なのでしょうか。
グッと上にフックがあるようで、
下から見上げるような形になりましたが、
こんなに厚みがあって、見応えたっぷりです。
これならドライになって乾いていっても、
充分楽しんでいただけることと思います。
Cさんはお料理が得意のご様子。
お弁当が美味しそうで、
毎日Instagramを楽しませていただいております。
CさんのInstagramはこちらから → jili.jili.0419
そして、毎年クリスマスワークショップのために、
私が大好きな方々に特別にお願いして、
スペシャル美味しいスイーツをgenteオリジナルで
作っていただいています。
今年は長年の夢だった、
武蔵小金井「オーブン・ミトン」の小嶋ルミさんに
特別の焼き菓子をお願いいたしました。
小嶋さんの理念に基づいた、
基礎のしっかりした、本当の意味での素材にこだわる姿勢に、
改めて驚かされました。
本当に美味しい。
心から美味しい。
集中し続けて疲れ果てている生徒さんたちが、
小嶋さんのマフィンをパクリといただいて、
「ほわ〜 美味しい!」と微笑む姿が印象的でした。
こうして皆様が頑張って作ってくださった作品の数々が、
皆様のお家を、
皆様のご家族を、
皆様ご自身を幸せにしてくれるなら、
そして、その幸せがいつまでも続くなら、
こんなに素敵なことはありません。
そのためにも日々の仕事をしっかりと行って、
毎月、毎年ご参加くださる皆様に、
いつも最新で最強で、最高のものをご提供したいと思っています。
そして、今週、いよいよクリスマスの最後のレッスン。
リースやスワッグに合わせられる、
キャンドルスタンドのアレンジメントを行います。
もうひと頑張りです。