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diary

年内のご注文につきまして

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このところの感染者数増加が気になりますが、
11月も下旬になってしまい、いよいよ2020年もあと1ヶ月ちょっとになりました。
 
いつもでしたらワークショップのお知らせなどをしている時期ですが、
今年はこうした状況下ですので、一般の方のワークショップは行わないことにいたしました。
 
 
そして、その代わりにクリスマスのリースやお正月のアレンジを受け付けようと思い立ち、
ひとまずメルマガ登録の方々に様子見のようにこっそり?お知らせをしましたところ、
一晩寝て朝メールチェックをしましたら、あら!びっくり!!
かつて見たこともないような件数になっておりまして、
慌てて締め切らせて頂きました。
今でもまだこの一晩でお受けした件数ができるのか?心配ですが、
いや、お受けしたからには必ずやりますが、
そんなわけでブログでお知らせすることもできなくなってしまいました。
 
本当にありがたいことです。
しみじみとみなさまに感謝しております。
ありがとうございます。
 
 
 
そんなわけで、私がハッと思い立って実行してみよう!という時は、
まずはメルマガにてお知らせしておりますので、
ご興味がおありの方はメルマガに登録していただけたらと思います。
あまりこまめには送れませんし、大した内容ではないことも多く、
思ったほど画像も送れないのだということもわかったのですが、
(お受けいただく方々の容量の問題があるようです)
それでも何かの時はまずメルマガの読者の方にお送りしております。
もちろん、無料です。
 
こちらからどうぞ → メルマガ登録
 
 
  
前置きが長くなりました。
 
 
12月中旬まではすでにいただいているご注文でいっぱいいっぱいなのですが、
アレンジや花束のご注文はなるべくお受けしたいなと思っています。
お日にちに限りがありますが、ご希望の方はメールにてご相談ください。
ただ、どうしてももうできないという日の方が多くなってきておりますので、
そちらもご理解いただけましたらと思います。
  
  
さらに現在、店の中はいつもご注文やレッスンの準備でわさわさしております。
ご来店いただきましても丁寧なご対応ができませんので、
メールかお電話でご相談いただきたいと思います。
  
  
   
お正月の花もご予約でいっぱいです。
年内は店を開けませんので、毎年ご購入いただいておりますお客様は個別にご相談ください。
ご希望の通りにお受けできないことも多いのに、
みなさまが融通を利かせてくださることに感謝せずにはいられません。
本当にありがとうございます。
  
    
  
これからまた自粛気味の緊張の生活が続くのかと思うとちょっと不安ですが、
それでも楽しいことを想像しながら毎日を元気に過ごしたいですね。
 
  
 
 
私は今現在、過去にないほど日本の切花が愛おしくてなりません。
 
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もちろん、今までも大好きだったのですが、
こんな時にも安定して出荷してくださる生産者さん、
常時抜かりなく用意してくださる仲卸さんなどみなさまのおかげで、
好きな花をご用意してレッスンしたりご注文にお応えできていることが
嬉しくてなりません。
 
 
年齢とともに周りに感謝しながら生きていくようにいなるというのは本当ですね。
自分のことだけではなく、周りの人々のことが少し見えるようになってきたというのか、
ちょっとだけ余裕?隙間?ができてきたのかもしれません。
 
本当は40代にそれができていたらもっと良かったのでしょうけれど、
人間が未熟ですから仕方ありません。
 
 
「新しい生活」にシフトチェンジしながら、
健康に気をつけて日々を過ごして参りましょう。
  
 

 
 

2020-11-20 | ご注文, diary, お知らせ

10月の花便り

✴︎10/14 11:00 
全て締め切らせて頂きました。
たくさんのご注文、ありがとうございました。
また、「gente花便り」以外のご注文もたくさんいただいておりますが、
そちらも今週末の発送は全て締め切りました。
  
皆様にはご不自由をおかけしますがお許しください。
また、花便りができる日が来ましたら、こちらでお知らせいたします。
 
来週以降のご注文はお受けできますのでメールにておしらせください。
ありがとうございました。
 
 
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「gente 花便り」に大変多くのお問い合わせをいただきありがとうございます。
 
ようやく皆様にブーケをお届けできる環境になりましたので、
秋真っ只中のgente花便りをお楽しみいただければと思います。
  
 
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✳︎6月まで「花便り」では、送料や代引き手数料を完全にサービスさせていただいておりました。
 これは過去に類を見ない非常事態を鑑みて、
 私からの皆さまへの励ましの意味を込めたつもりです。
 ひとりきりの小さな花屋から全国の皆様へ
「息づいているもの」「明るい生命」などを感じ取っていただきたくて
一生懸命 心を込めてお送りして来ました。
 しかし、それにはやはり限りがあります。
 少しでも長く「花便り」を続けるために
 今回から本来の送料、箱代、代引き手数料などを金額の中に含ませていただきます。
 ご理解いただけた方にお申し込みをいただけたら嬉しく思います。
 
   
  
《 ご到着日 》
10月16日(金)予定数に達しましたので締め切りました。(10/10 16:00) 
 
10月17日(土)予定数に達しましたので締め切りました。(10/11 18:00)
 
10月18日(日)予定数に達しましたので締め切りました。(10/14 11:00)
 
10月19日(月) 予定数に達しましたので締め切りました。(10/9 16:00)
   
 
 
ご都合の良いお日にちをお選び下さい。
少しでも新鮮なものを受け取っていただくために、
お引き取りのお時間帯はできる限り午前中でお願いいたします。
✳︎中国四国地方,北海道,九州は
 午前着ができない地域がございますのでご相談ください。
    

    
  

《内容》
秋の花を中心に葉物や枝物、実物などをお入れする予定です。
花の種類などは完全にお任せになります。
特定の花やお色のご指定がある場合は別途ご注文としてお受けいたしますのでご相談ください。
 
 
 
《代金》

A ブーケ(送料込み) 6,000円(税別) 
B ブーケ(送料込み) 10,000円(税別)

ただし、地域によってプラス料金が発生いたします。
代金の合計に消費税をプラスした金額をお知らせいたします。
詳しくは「gente 花便り」につきまして  をご覧ください。
 

  
ご注文はメールにてお願いいたします。
info@gente.jp
 
件名に「花便り」とお書きください。 
 
 
メールへのお返事は2日以内にいたします。
こちらから連絡がない場合はメールが届いてない可能性がありますので、
お電話などでご確認ください。

     
  
以下の項目をご記入ください。
⚪︎ お名前
⚪︎ ご住所
⚪︎ お電話番号
⚪︎ メールアドレス
  
⚪︎ 金額をお選び下さい。
  A: 6,000円
  B: 10,000円
   
⚪︎ お届け日  10/16(金)  10/17(土) 10/18(日)  10/19(月)  お選び下さい。
   
    
⚪︎ なるべく多くの方にお送りしたいと思いますが、
  自分で作れるであろう数を超えてしまった場合は、
  お断りすることがございます。
  先着順とさせていただきます。
   
  
⚪︎ 花便りは私が市場で仕入れた花をおまかせで束ねたブーケをお届けします。
 花の細かい内容のリクエストはお受けできません。
 細かなリクエストがある場合は
 別途ご注文としてお受けしますのでご相談ください。
   
  
《配送方法》
 ヤマト運輸のコレクト便(代引き)でお送りします。
 お振込をご希望の方はおしらせください。
 ただし、事前の振込の確認が必要です。
  
   
《 お支払い方法 》
 原則的にコレクト便(代引き)を基本とします。
 特別な場合は事前にみずほ銀行へのお振込をお願いいたします。
     
 詳しくは「gente 花便り」につきましてをご覧下さいませ。
   

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明るい毎日の暮らしのために、
今こそ花の力を借りて空気に変化を起こし、
深い呼吸ができるような環境づくりを進めたいと思います。
  
同時に「生花」は、
目で見て、香りを嗅いで、触って、花の開く音を聞いて、
体で感じることのできる生き物です。
  
自分以外に呼吸しているものがある空気感。
自分が動いた瞬間のふわりとした風と共に感じる香り。
毎日の花の変化。
花瓶の水を取り替える時の水の気持ち良さ。
そして、最後は朽ちていく。
その行程こそが切り花の醍醐味です。
  
  
五感を研ぎ澄まして、
心地よい空気に包まれて、
毎日を健やかにお過ごしください。
 
 
 
 

2020-10-09 | gente 花便り, diary

家庭画報 表紙 6年間ありがとうございました。

✳︎ ✳︎ 画像がたくさんあって重いです。✳︎ ✳︎ 
 
 
2015年からお声がけいただいて6年間、世界文化社「家庭画報」の表紙の花を隔月で担当させていただきました。
 
花の仕事を始めた時から漠然と「いつか家庭画報に出られたらいいなぁ」と思ってはおりましたが、まさか自分が表紙を担当させていただけるとは想像にも及びませんでしたし、何よりも隔月とはいえ6年も続いていたことはとてもありがたく、誇りに思っております。
私の花人生の中でも大きな軌跡となりました。
  
 
 
過去の表紙を思い出とともに記録的に残しておきます。 
  
   
  
2015年4月号〜2016年2月号
   
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最初の撮影は緊張して前の晩は眠れませんでした。
そして、このころは、初めてづくしだったので勢いがありますね。
 
撮影のたびに2〜3個分のアレンジを用意して撮影していました。
それぞれ違う花材だったので、結構な花の量を運んでいました。
搬入搬出だけでも相当体力が必要でしたね。
 
そして、どれか一つだけが選ばれる。
ボツになったアレンジでも大好きなものもたくさんありましたがこればかりはもうお一人の方とのバランスもあって難しかったようです。
  
そして、撮影のたびにカメラマンさんとぶつかっていました。笑
 
   
 
  
2016年4月〜2017年3月
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まだまだ、パワーがありますね。
2年間偶数月を担当して、2017年から奇数月の担当に変わりました。
2017年は700号を記念していた年でもあって、毎回700号記念号の丸いシールみたいなものを掲載しなければならず、それがどこに来るのか毎回ドキドキしていました。
700号記念年が終わったと思ったら、よく年2018年は世界文化社60周年記念の年になり、60thのシールみたいなものが毎回つくことになります。泣
  
6月号の700号記念号では、過去に一度ボツになったアレンジのアイディアを再び採用するということになりました。
下からライトを当てて花びらを浮き立たせる手法です。
でも、本当はこの方法にはラナンキュラスなどの薄い花びらが一番合うんですけれどね。
   
3月号の60周年記念号も忘れられない撮影でした。
そこそこの大きさのブーケを30個くらい作りました。
これ、切り貼りではなくて、全て実際に大きな白いスペースにブーケを置いて、スタジオの吹き抜けのずっと上から撮影しているんです。
今、こんな手法で撮影するカメラマンさんはいないと思います。
まあ、これも良い経験でした。
 
   
  
  
 
2017年5月号〜2018年3月号
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2018年7月号から担当編集者が変わり、女性になりました。
また毎回プレミアムライト版というひと周り小さくて軽いタイプが出るようになり、とりあえず毎回2カット撮影して、両方がそれぞれに選ばれることもあり、やはり一つはボツになったりしていました。
  
家庭画報ファンというお客様から「9月号から急に女っぽくなった」とご指摘を受けた通り、編集者2名それぞれ女性でしたし、ここから女性のスタイリストさんがつくようになりました。
  
そこまでは、自分で器や小物も用意していたのですが、それがなくなって、なんとなく器ありきの撮影になっていったような気がします。
   
スタイリストさんがつくと花瓶などをご用意してくださるので、パリ特集の時は思い切って全てAstier de Villatteで揃えていただきました。
ただ、花をどのように活けていくのか、当日まで??のままでした。
時間もなくて、思いつきでパンジーたちを全て小さなブーケにして仕上げたのは、我ながらあっぱれだったと思います。
 
2017年5月号は大好きなアレンジ。
11月号の菊とダリアの配色も気に入っています。
  

  
 
2018年5月号〜2019年2月号
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2019年からまた偶数月になりました。
そして、5月号から撮影は外部の大御所カメラマンさんに変わりました。
それまでは世界文化社の中のカメラマンさんでしたので、世界文化社で撮影していたのですが、ここから青山スタジオへ変更です。
 
なんとなく自分がぎゅっと硬くなっていっている感じがします。
前の号での撮影と被らないようにすることが基本になってきて、今見ると花が少し窮屈な感じですね。
 
   
 
 
 
 
2019年4月〜2020年4月
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自分が作ったアレンジと掲載されいてる写真になんとなく違和感がありました。
今はデジタルでなんでも加工が可能なので、カメラマンさんが多少色味を変化したり、影をつけたり消したり。
さらに写真を反転させて使ったりと。
 
最初のころの、いつもカメラマンさんとぶつかりあっていたアナログな時代を懐かしく感じていた頃です。
  
最後の掲載となった4月号は1年前に撮影を終了していたものです。
前撮りといって花の撮影は1年前撮影というのも多くあります。
 
これはAstier de Villatteの器だったので、ものすごく楽しくアレンジできたのを覚えています。
 
   
 
  

そして、私が卒業したのち、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、家庭画報では表紙の撮影もしないことになっていたそうで、過去のアレンジを再掲載して使うことになったようです。
 
時々、見たことある画像が表紙になっていましたね。 

   
 
   
 
今でこそ、インターネットでの媒体や発信が主流になりましたが、私が独立した当時はそうしたツールはなく、雑誌という媒体に掲載していただくことが何よりもの励みであり宣伝であったかと思います。
 
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宣伝費などはもちろん出せない状況で、たまたまお声がけしていただいた雑誌の仕事をいかに次に繋げるかというのが、私の中での最大の使命であり最大のやりがいでもありました。
 
「花時間」「25ans wedding」「Lee」「éclat」などの雑誌撮影では、ページごと、テーマごとにアレンジや花材に変化をつけていかねばならず、たくさん勉強させていただいて、嬉しいことや楽しいこともたくさんあったけど、悔しい思いもたくさんしました。
帰りの車の中で涙したことは数え切れないかもしれません。
 
  
また媒体によっては当時は掲載するだけでありがたいと思え的なムードがあり、ギャランティの交渉なんてとんでもない、花材費をいただくこともうまく交渉できませんでした。
もちろん、きちんとお支払いしてくださるところも多かったのですが、ウエディング関係の雑誌では一切の支払いはありませんでした。
  
   

 
その様々な思いや経験ののちの「家庭画報」の表紙でしたので、たった一人、腕一本でここまできたのかという思いすら湧き上がってきたものです。
他の方から見たらなんでもないようなことでも、私にとっては神様からのご褒美だと思えました。
頑張ろうと思うがあまり、空回りしていた時もあったと思いますが、撮影に対しては全身全霊で臨んできたつもりです。
  
表紙というくくりのある中で、なかなか思ったことはできない環境ではありましたが、違う業界の方と一つのものを作り上げる作業は刺激的でした。
   
そして、この6年間は一つの時代の境目だったような気がします。
この貴重な体験を踏まえて、これから先、私はまた新しい世界へ突入したいと思っています。
   
   
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家庭画報の皆様お世話になりました。
また、私が表紙なったことをきっかけに定期購読してくださった多くのお客様、本当にありがとうございました。
 
家庭画報のますますのご発展をお祈りして、私の花人生の中での家庭画報は幕を降ろすことにします。
 
 
 
 
   

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