1月も終わろうとしています。
コロナの日々になってから早1年が経ちますね。
この状況で様々な新しいことにチャレンジすることも多く、
また1から始めなければいけない状況も起きてきて、
いつまでたってもゆったりのんびりとはいかないものですね。
ここ最近、私がSNSに書いたことが話題になっているようで、
あちこちでこの話が出るので、こちらにも一応書き記して起きます。
.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ..
ラナンキュラス「シャルロット」
もう15年以上前に、たった1本突然変異で現れたこの花を、
バイオの力で少しずつ増やし、
多くの方々にご尽力いただき出来上がったラナンキュラス、シャルロット。
本来なら廃棄されてしまったかもしれないこの花を、
どうにか残して、流通するように増やして欲しいとお願いし、
生産の軌道に乗るまでの約10年、
ほぼ全てのこの花を仕入し続け、支えてきました。
そして、育種家の綾園芸 草野さんや
生産者のフラワースピリットの上条さんから、
この花に名前をつけて欲しいとお願いしていただいた時は、
嬉しくて嬉しくて、私の花人生の要になったと思います。
悩みに悩んでつけた「シャルロット(Charlotte)」は、
可愛くて暴れん坊なのに、大人っぽく品の良さを感じるという意味で、
シャルロット ゲンズブールからいただきました。
そんな思い入れの深いこの花が、
今や世界中で愛されていることが、私は誇りでなりません。
エリック(Eric Chauvin)も愛してくれるこの花は、
その後色の数を増やし、オレンジ、スモーキー、黄色など。
さらに花形が大きなタイプなど発展を続けています。
この花が現役で長く愛されている限り、私も頑張れると思うのです。
ちなみにこの話しをした時に良く質問される「ロイヤリティ」は
一切いただいていません。
私はただ、日本の花が好きなのです。
.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ..
ずっと前にもブログに書いているのですが、もう遥か昔のこと。
今はまた世代が変わって、この話を新鮮に感じていただけるのは嬉しいな。