八百屋の店頭ではありません。。。
最近、仲卸で野菜を仕入れしてくることがあります。
とっても美味しそうだし、きれいなんです。
これは、カリフラワーとブロッコリーの掛け合わせ、
ブロッコリー「uzumaki」だそうです。
色もかわいいし、ブーケにしてもいいなぁなんて思ったのですが、
食欲には勝てず、、、。
購入して、いただいてしまいました。
茹でて、ポン酢(馬路村のゆずポン酢)であえました。
ブロッコリーみたいなお味なのですが、
カリフラワーみたいにほくほくした食感なんです。
一房がツリーみたいに尖ってて、すごくかわいい。
お弁当に入れてもらったら、ちょっとうれしいかも。。。。
でも、ジェンテは花屋なのでアレンジもしてみました。
そらまめ トルコキキョウ(雅) ラナンキュラス 夕霧草
かわいいです。
八百屋?
フリフリ
ラナンキュラスのフリフリがとってもかわいくて、
見るたびに胸がきゅんとします。
薄い花びらから、透けた光を感じるとき、
満ち足りた気持ちになります。
そんな幸せを感じていただきたくて、
先日のご婚礼のアレンジには、
ランキュラスを中心に、フリフリの花をたっぷり生けさせていただきました。
春のご婚礼ならではです。
アネモネ
美しい紫のアネモネは「マリアンヌ ブルー」。
花芯の色も美しく、切ないくらいに素敵です。
マリアンヌは、開花すると直径が20センチ以上にもなる大輪。
その存在感は他を圧倒させます。
これはマリアンヌ パンダ。
白い花びら(アネモネの場合はこれは花びらではなくて顎だそうですが)の裏側が、
ほんのり赤く色づいて、ほんわかピンクに見えてきます。
写真がへたくそですが、本当に素敵な色です。
幸せ色、、、、ですね。
そう、この花は、昨年のお正月にパリで私が購入した
「幸せ色」のアレンジのアネモネを
世田谷花卉の方を通して、種苗会社が輸入して下さり、
さらに、それを花職人Aizuの山内さんが作って下さったものなのです。
こうして、素敵な花をご紹介するだけでなく、
みなさんがどんどん動いて下さって、
日本で作られるようになるなんて、、、、。
うれしくて、うれしくて、うれしくて。
まだ、種は少なく試作的な段階ですが、
この大輪の素晴らしさをわかっていただければ、
これから、このアネモネは1月の代表的な花として、
多くの人に愛されるかもしれません。
私も今自宅に飾っていますが、
ほんとうにきれいです。
大きく開いても、しゃんとして、しっかり花びらをたたえ、
花芯の色も冴え冴えと、早春の息吹を感じさせてくれます。
美しい花は、こうして人の気持ちをつなげてくれて、
その人々の温かさをも連れて来てくれるんです。
みなさんの溢れる優しさとともに、
このアネモネを大切にして行きたいと思います。