ジェンテには、さまざまなお客様がいらして下さるのですが、
お一人お一人のプライベートなお話しは、
こちらからはしないように心がけています。
ずーっとお顔は存じ上げているし、
花や雑貨の好みも存じ上げているのだけれど、
それ以上のことは、お客様からお話しして下さらない限り、
こちらから進んでお聞きすることはありません。
そんなわけで、その、ずーっとお顔は存じ上げていたお客様のお一人が、
先日、店の取材を申し込んで下さいました。
編集のお仕事をされている方だと、
けっこうこういうパターンが多くて、
お仕事の内容を聞いてギョッとしたりすることもあり、
「早くおっしゃって下さいよ〜」なんて、思ったりもします。
しかし、そのお客様は雑誌の編集のお仕事ではなくて、
なんと、漫画家さんだったのです。
“南マキ”さんとおっしゃって、
その世界では有名売れっ子漫画家さんだそうです。
(すいません、最近の漫画はあまり存じ上げず)
スタッフのぴょん吉によると、
アニメにもなっている『S・A』という漫画が大ヒットだそう。
コミックも16巻まで出ているそうです。
そして、今回は読み切りで、
花屋を舞台にした話しを描きたいので、
取材させて欲しいとのご連絡でした。
漫画大好き世代ですから、
そりゃもう二つ返事でお引き受けさせていただきました。
あ、一応ホラーではないですよね?などと、
失礼な確認までさせていただいて。。。。
そして、先日その南マキ先生(!)が、
掲載誌をお持ち下さいました。
「ザ 花とゆめ」6月1日号、『アネ☆モネ生花店』という漫画です!
この表紙も『アネ☆モネ生花店』です!
(ほら、アネモネの花が飛び散っているでしょう?)
早速読ませていただきました!
ひや〜〜〜〜!!!
ジェンテが、ジェンテが、、、、!!
思いっきりロマンス溢れる、とびっきり素敵な花屋になっています!
ジェンテの隅々、裏の裏まで、
詳細に(しかも、ランクアップして)描かれています。
お話の内容は、、、、読まれてからのお楽しみということで。
それにしても、こんなイケメン店員さんがいたら、
今頃ジェンテは押すな押すなの人だかりでしょう。
あ、、、、
私は、せっかく自分が店を開くのだから、
女の子だけで切り盛りして行くぞ!って決心したんだっけ。。。
いかん、いかん、つい、イケメン君に心を奪われてしまいました。
思いがけず、ロマン溢れる少女漫画を読ませていただいて、
少女の頃は、夢見る夢子チャンだった自分を思い出し、
しかも、その夢見る夢子スタイルは、
今も衰えることなく(むしろ、膨大にふくらんで)
私の心に存在しているんだと確認いたしました。
母の日前に、心がホッとする時間を作れてうれしかったです。
南マキ先生、ありがとうございました。
また、プライベートでゆっくりジェンテに遊びにいらして下さいね。
アネ☆モネ
しばらくお別れ
ラナンキュラス・シャルロット。
これで見納め、来シーズンまでさよならです。
毎週入荷してくるシャルロットを楽しみにしてくださっていたお客様。
シャルロットを入れたブーケを、、、と指名してくださったお客様。
店に入った瞬間「うわ〜!すてき〜〜!」と感動してくださったお客様。
みなさまに支えられて、シャルロットは来年も出荷される予定です。
梅雨を迎え、暑い夏を越えて、木々が葉を落とし始める頃、
また、このすてきな花に会いましょう。
はかなくて、切なくて、やるせないくらいに胸を打つ花、シャルロット。
また、来年もたくさんの幸せを運んでくれるでしょう。
花時間&フローリスト
花の雑誌にアレンジメントが掲載されました。
まずは、『花時間』5月号。
巻頭の「ライラックの花咲く景色」というページ。
様々な種類のライラックを、
いろいろな花と組み合わせアレンジさせていただきました。
実は、ほとんどの撮影は昨年の4月下旬に行われたものなのです。
ちょうど輸入のライラックが終わりかけ、
国産のライラックの出始め、そんな時期に、
出来る限りのライラックを集めて撮影を行いました。
まさに、今週のような気持ちのいいお天気でのロケだったので、
のびのびとゆったりした気持ちでアレンジしていたことを憶えています。
ライラックって香りもいいし、
小さな花がいっぱい集まって頑張ってるみたいでかわいいし、
洋にも和にも合わせやすくて、
改めてその魅力を確認させていただきました。
そんなわけで、今年は輸入の素敵なライラックや、
そろそろ始まりつつある国産のライラックなど、
店で絶やさないようにしています。
季節感はもちろんですが、
再発見した魅力を多くのお客様に御提案したい、、、と思っております。
他にも、付録の「カーネーションのギフト」のページにも、
再掲載のアレンジを載せていただきました。
カーネーションと言えば「母の日」。
『フローリスト』5月号では
「母の日のギフト」を担当させていただきました。
たくさんのページを担当させていただけるにあたり、
アレンジメントの数が多いので、
私一人ではなくて、店のスタッフのアレンジも載せてもいいと、
担当編集者の方から天使のように優しいお言葉をいただきました。
スタッフの作品を掲載していただけるなんて、
なんて幸せなことでしょう!
素直に有り難くそのご提案を受け入れることにさせていただいて、
ぴょん吉とコロコロがそれぞれ1点ずつアレンジを担当いたしました。
さて、、、、その出来栄えは?
今回のことで思ったのは、自分のアレンジを載せるより、
スタッフのアレンジが掲載されることの方が、
ドキドキして、心配して、あれこれ考えすぎて、、、、。
精神的にかなり疲れてしまいました(笑)。
スタッフにとっては、その責任の重さを感じるための、
貴重なきっかけになったかと思います。
そして、このような機会を与えて下さったフローリスト編集部の方に
感謝せずにはいられません。
ほんとうにありがとうございました。
女の道は一本道!
(・・・と篤姫も言っておりました)
私自身、日々歩み続けている道は、
遠くの先はよく見えませんが、
自分が進むべき道は、今歩いているこの道だと確信しております。
このまま確実に、
一歩一歩踏みしめながら、
大切に慎重に歩んで行きたいと思います。
これからも、ジェンテをどうぞよろしくお願いいたします。
ps:母の日のアレンジメントただいま撮影中です。
まもなく、特設ページがアップされますので、
もう少々、お待ち下さいますようお願いいたします。