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diary

ノーブル

このところ、気温の変化が激しいからでしょうか。
お悔やみの花のご注文がとても多いようです。
 
 
突然の訃報には、コンパクトに上品なアレンジを。
 
少しお日にちが過ぎたお悔やみの花は、
ほんのりお色をプラスして。
 
 
残されたご家族の心がやわらぐようなアレンジをと、
心がけているつもりです。
  
  
 

  
 
スカビオサ、トルコキキョウとともに写っているのは、
八重咲きの百合「ノーブル」です。
  
  
気品があって、まさにノーブル。
 
凛とした姿です。
  
 
 
でも、実は、
ちょっと百合根ににてるなぁ、
美味しそうだなぁ、
な〜んて思ってしまって、不謹慎なワタクシでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
  

2011-05-13 | diary, 花のこと

バラが入荷し始めました。

バラの苗が入荷し始めました。
 
バラは毎年、国際バラとガーデニングショーの開催時期に合わせて、
入荷しますので、ご希望の方はお早めにチェックですぞ!
 
 
 
今日入荷したなかでの一押し!
 

 
「コスモス」。
 
うん?
 
コスモス?
 
バラなのに・・・・
 
 
豊かな花びらのうねりと、
中からほんわり現れるピーチ色が天使のほっぺみたい。
 
香りも素敵!
  
 
 
 
香りと言えば
 

「ニューウエーヴ」。
薄墨色の混ざったパープルがシルバーがかって、
とっても大人っぽい。
大輪です。
 
そして、なんと言ってもこの芳香!
 
解説にも「強香」と記してあります。
ミルラ系の少し薬香っぽい、癖になる香り。
香りいっぱいの、花びらフリフリの花が、
わっさわっさと付いております。
 
 
  
 
そして、「十六夜」。

 
原種系のバラで、中国原産みたいですが、
日本にも昔からあったようです。
 
二季咲き。
 
細くて小さな花びらがぎっしり詰まっていてますが、
まんまるではなくて、どこか1カ所かけているところが、
何とも言えない味わいです。
 
人間と一緒で、ちょっと隙があった方がいい。
 
  
 
 
 
ほかにも
 

 
こんな子や、
  
 

 
こんな子もいます。
  
 
 
 
さらには、ジェンテでは定番、
 

 
「トキンイバラ」や、
 
 

 
「グリーンアイス」もおります。
 
  
 
 
連休中のお天気のよさが思い出せないような寒さと雨ですが、
週末には晴れる予報です。
 
 
お散歩がてら、ぜひ、ジェンテのバラたちをご堪能くださいませ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011-05-11 | diary, 花のこと

母の日が終わりました

母の日が終わりました。
今年もたくさんのご注文ありがとうございました。
 
ジェンテの花が無事にお母様のお手元に届いていることを祈りつつ、
こうした状況でも多くの方にご丁寧にご注文いただけることを、
心の底から感謝いたします。
 
ありがとうございます。
 
 

 
これはご注文のアレンジです。
今回、写真が撮れたのはこのアレンジのみ。
他のアレンジや花束は、
残念ながら一つも写真に残せませんでした。
慌ただしすぎました・・・・
 
 
  
 
今年は5年前に退社したスタッフが手伝ってくれたり、
生徒さんが美味しいお弁当を差し入れてくれたり、
いつもの「ジェンテ必殺お助け隊」の出動もあり、
多くの助けをいただきました。
 
見るに見かねて、、、、という所なのかもしれませんが、
私とてしてはとても心強かったし、
ほんとにうれしかった。
 
 
そして、19歳で私のもとに来た昔のスタッフが、
5年間のジェンテでの私からのしごき(?)を経て、
今、お料理教室で講師の仕事をしているそうですが、
とても構築的に仕事を整理して、
笑顔を絶やさず、的確に素早く行動して、
時に昔と変わらぬおとぼけぶりを発揮している姿を見て、
感無量でした。
 
 
しかも彼女は、今回母の日に店頭に立つために、
事前に、自主的に2度も練習に来ました。
  
 
彼女が作ったアレンジや花束は、
たしかに5年前の私の世界観でした。
 
でも、残念ながら時は動いています。
 
彼女はそれを瞬時に察知し、
数時間で、今の花合わせを会得したと思います。
 
こういうことを、
昔取った杵柄というのかもしれません。
 
  
  
 
過去、何人ものスタッフと関わってきましたが、
こうして何人かの子たちとは、
今でもなんとなく交流があったり、
風のうわさで何をしているか耳に届きます。
 
 
そうした子たちほど、
私にたくさん叱られた子たちです。
 
きっと、悔し涙を何度も流し、
理不尽な思いもし、
自分の中での葛藤も多かったことと思います。
  
 
それでもしがみついて、
3年から5年はジェンテで仕事をして来た、
根性と明るさのある子たち。
 
 
花が大好きで、人が好き。
そして、私の生み出すアレンジを、
心から好きでいてくれた子たちです。
   
   
 
花のクオリティを保つため、
お客様に愛される店になるために、
花に対して、
接客の方法に対して、
ほんとうに厳しく指導してきました。
 
それでも行き届かないことも多く、
時折、なんでこんなことまで言わなければならないのかと、
自分の中でも大きな葛藤もありました。
 
 
普段のことは、たいへん緩やかなワタクシですが、
こと花のこととなると、
ほんとに自分でも驚くくらい神経質で厳しいです。
 
いや、厳しかったんです。
 
 
 
それが、ここ数年はほんとに怒らなくなってしまいました。
 
まあ、今いるスタッフにしてみれば、
いつも怒っているじゃないかと思われるかもしれませんが、
以前のスタッフが見たら、びっくりするほど怒らなくなりました。
 
 
こちらが年齢を重ねて来てしまったせいか、
話しが通じないことも多く、
思いがまったく行き届かない場面もたくさんあり、
本気で注意するとすぐに辞めてしまう子もいて、
だんだん、注意することが辛くなって来てしまいました。
 
そのうち、怒ることが怖くなってしまい、
体力も気力も落ちて来ている今、
一度か二度は注意しますが、
なんどもミスを繰り返されるなら、
自分でやった方がましだと思ってしまっていました。
 
 
実際、自分でやればミスも少ないし、
時間もかかりません。
 
 
 
 
  
でも、今回彼女と3日間仕事をして、
やっぱり、以前のように、
どんなに大変でも、嫌な思いをしても、
スタッフに本筋をわかってもらうためには、
やっぱり怒るべき時に、
本気で怒らなければいけないのだと思いました。
 
 
私の仕事に対しての真剣さが、
どれほどのものなのか、
心からわかってもらおうとしなければいけないのだとも思いました。
  
  
  
そのためには、
自分が健康で元気であることがまず大切です。
 
 
来週には少し休めるはずなので、
少し休養を取って、
自分を緩めたいと思います。
 
 
 
 
冬に売れ残ったシクラメンの鉢花が咲きました。
 
花を整理し、飾ったらこんなにきれいでした。
 
 

 
 
 
 
  
 
 
 
 

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