チャレンジします!
1月18日(水)から1月31日(火)まで、
新宿伊勢丹に6回目の出店をいたします。
そして、今回は、なんと!
初めて「生花」で出店することになりました!!
百貨店ならではの空調と乾燥は、
生花には大敵です。
よって、今まではアートフラワーや雑貨で、
ジェンテのニュアンスをお届けするという形を
とらせていただいておりました。
思いがけずその分野でご好評をいただき、
伊勢丹での出店の際は、
初日に開店前からお並びいただくお客様もいらしたり、
毎回必ずお買い物くださる方々も大勢いらっしゃって。
自分でも未知の分野だった世界を、
大きく切り開くきっかけにもなりました。
でも、でも。
私はやっぱり生の花が大好きです。
こうして多くの方が受け入れてくださる私の世界観は、
やっぱり生の花があってこそ、
完成されるものなのです。
というわけで、
この1月の出店のご依頼をいただいた際、
初めて私の希望を、
若き伊勢丹バイヤーの方にご相談してみました。
多分ダメだろうと思っていたのですが、
なんと!
「やってみましょう!」と、
受け入れてくださいました。
ただし、私にとっても伊勢丹さん側にとっても、
未知の分野への冒険です。
あの売り場で「花たち」がどれくらいがんばれるのか。
そして、
インテリアのあのコーナーで、
伊勢丹のお客様に、
生の花は果たして受けて入れてもらえるのか。
今、日本の切り花の品質は、
世界でトップクラスだと思っています。
特に私が仕入れする世田谷花卉に卸される花々は、
生産者さんの心のこもった、
ほんとうに美しく繊細でありながら、
丈夫で長持ちする花が多いのです。
「ジェンテの花は長持ちする」とか
「ジェンテの花は他とはまったく違う」などと
多くの方におっしゃっていただけるのは、
実は、ジェンテだからではなくて、
世田谷花卉に集まる花だから、
精鋭された生産者さんの花たちだから、
そして、そこからさらに絞り込まれた、
仲卸さんからの提案を盛り込んだ、
私自身の五感を使った仕入れだからこそ、なのです。
(あれ?プチ自慢になっちゃってます?)
というわけで。
ジェンテは全精力をかけて、
1月18日から31日まで、
新宿伊勢丹5階ステージ5にて、
生花を販売いたします。
並木、ずーっと伊勢丹店頭に立たせていただきます。
ブーケを中心に、
お客様のご希望を形にさせていただきます。
もしかするとお待たせするかもしれません。
お時間に余裕を持ってお越しいただけましたら、
ご希望のある限り、
すべてのブーケは私が作らせていただきます。
あ、健康のためトイレや食事には行かせていただきますので、
その際の離席はお許しくださいませ。
そして、その間、
吉祥寺の店舗は、残念ながらお休みをいただきます。
花束やアレンジメントのご注文は、
すべて伊勢丹でお引き受けいたしますので、
伊勢丹5階の店頭か、
または、伊勢丹へのお電話でも、
ご注文を承ります。
伊勢丹大代表 03-5322-1111にお電話いただき、
「ステージ5のジェンテに注文したい」旨をお伝えください。
Iカードで受付いたしますし、
コレクト便(代引き)も可能だそうです。
2012年の大冒険の第一弾。
いよいよ、来週から始まります!
diary
チャレンジ!
明けましておめでとうございます
大晦日
公的にも私的にもいろいろなことがあった2011年。
まもなく終わろうとしています。
なんといってもあの大地震が、
今までの平穏な日々の価値観を、
いろいろな意味で大きく変化させてくれました。
書こうとすればきりがないけれど、
書いても書いても、
いえ、書けば書くほど、
自分の言葉が稚拙に思えて、
私などが何かを語る幕ではないと思ってしまいます。
だからこそ、私には「花」。
改めて、そう確信しました。
そして、いろいろなことを考え、
体を動かし、
多くの人に助けられ。
私の思いは、
もっともっと深く、
研ぎすまされて行きました。
来年、ジェンテは大きく変わります。
そして、
それはこの2011年があったからこそ。
辛くてくじけそうになったり、
失敗して恥をかいたり、
怒りで頭がのぼせたり。
褒められすぎて恥ずかしくなったり、
美しい花を見て高揚したり、
周りの人々の優しさに支えられたり、
花とわかり合えたり。
こうしたすべてのことを、
自分の中で租借して、
そして、2012年を迎えます。