ピンク
幼い頃からピンクが好きで。
ピンクのスカート、ピンクのリボン、ピンクの靴などに憧れていました。
私は姉と二人姉妹なので、両親に何かを買ってもらうとき、
姉はピンクで、私はブルーというパターンが多かったのです。
その渇望感からなのでしょうか。
今でもピンクは大好きな色です。
ついつい、花の仕入れもピンク色が中心になってしまいます。
しかし、一口にピンクと言っても、いろいろなピンクがあって、
特に花に関するピンク色の許容範囲はかなり広いようです。
新潟県魚沼の鈴木さんのユリ「レイクミシガン」。
白い花弁の縁取りにほんのりピンクが乗ってくるのがかわいくて。
まるで、花嫁さんの上気した頬の色みたい。
ハイドランジア。
黄緑の厚い花弁の間から、ピンク色が時々ののぞきます。
グロリオサ。
これをピンクと感じるかどうかは、人それぞれかと思いますが、
壁の色も手伝って、まさに淡いピンク色。
ブラックベリー。
もうすぐ真っ黒くなって、美味しそうに感じる時ですが、
このグリーンの上に赤みを帯びた感じがピンクに見えて仕方ありません。
ヒペリカム。
斑入りの葉と朱の実が解け合って、ピンクに感じてしまいます。
小さなオンシジウム「ハルリ」。
儚さと可愛らしさで、夢のような花です。
うだるような真夏の暑さの中、ジェンテの店内で幸せを感じる色たちです。
爽やかな白やグリーンの花たちに、ほんの少しピンクを合わせると、
夏ならではの素敵なアレンジができそうです。
先日お邪魔した長野県富士見のお宅でのアレンジ。
お庭の花を切らせていただいて器をお借りしました。
ピンクは気持ちを温かくしてくれる色です。
コメント4件
すずきさん、きれいでしょう〜(笑)?
ほんとに素敵なユリをありがとうございます。
スタッフも力入ってますので、ぜひスタッフブログご覧になって下さい。
https://www.gente.jp/mt/shop/2008/07/post_5.html
気絶しそうでした。
ありがとうございます。
気絶していただけましたか。
よかったです(笑)。
綺麗に咲きましたね。
とても嬉しいです。