赤ちゃんの吐息
Baby’s breath・・・赤ちゃんの吐息。
かすみ草の英名です。
福島県昭和村からかすみ草が届き、フェアを行いました。
昭和村は豪雪地帯で、冬の間はハウスを解体して雪に備えます。
4月になって、春めいてきたとき、
再びハウスを組み立てて、ビニールを張り、土を耕し、
花を植え付けるのです。
その膨大な労力を考えると、
かすみそうの値段は安すぎる気もします。
ただ、現在かすみ草は一般のお客様からも少し遠い存在になっています。
10年くらい前は、花束を頼まれると
「適当にかすみ草でも混ぜといて」なんて言うご注文をいただいたものです。
私はその当時はかすみ草の仕入れをしておりませんでしたので、
そのたびに「申し訳ありません、かすみ草はないんです」と
頭を下げて謝っておりました。
ここ数年で、かすみ草を置く花屋がぐっと減り、
そうなると、あまのじゃくの私は、店に置いてみたくなったり。
また、昭和村の生産者・管家さんと数年前に出会ったこともあり、
なんとかしてかすみ草をまたこの世に出してあげたいと思っています。
ステキなアイディアが浮かべばいいのですが、
まだ、そこまでの解決策は思い浮かびません。
ただ、昭和村のかすみ草は、ほんとに丈夫で長持ちです。
連日のこの暑さでも、しっかりした茎にたくさんの花をつけ、
もこもこと白い雲が浮かんでいるように、
風にそよそよなびいていました。
花持ちは、自宅で試しても約6日。
猛暑日が続く毎日でここまで楽しめれば、それでOKですね。
フェアの最中、管家さんが店にいらしてくださいました。
いろいろお話を聞いたり、聞いてもらったり。
なんだか、管家さんにお会いすると、悩みを打ち明けたくなります。
そんなに親しくしていただいている訳でもないのに、
なんでだろう???
一方、管家さんはと言うと、もくもくと写真を撮り、
動画を撮影されていました。
you tube
なんか、吉祥寺っていい街だ。
少し切なくなるような動画でした。
コメント2件
並チャン、、、、ぷぷぷ、、、なんかおかしいですね♪
ジェンテにかすみ草を置くと、男性のご購入が多いのです。
みなさん「可愛い花ですよね」って、うれしそうに。
ちっちゃい花が、沢山集まって頑張っている様子が、愛おしいそうです。
かすみ草は使い方がほんとに難しい花材です。
素敵な使い方をこれからも研究して行きたいと思っていますが、
mamiさんもアドバイス、、、お願いしま〜す!
素敵な動画ですね。
ジェンテを拝見できてうれしかったです。
かすみ草、そう言われると
あまり見かけなくなりましたよね。
昔、栗崎昇さんが「かすみ草の栗ちゃん」って
呼ばれていた、、と、ご自分で
おっしゃっていましたが、
並木さんなら、では、
「かすみ草の並ちゃん(いや容子ちゃんか?…すみません、
勝手に「ちゃん」づけして、、)」でしょうか。。
かすみ草が
また、みんなにかわいがってもらえるようになるといいですね。